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プラスチックのリサイクルによるメリットや3パターンの方法とは?詳しくご紹介

2023年03月03日
プラスチックのリサイクルによるメリットや3パターンの方法とは?詳しくご紹介

環境のためにおこなうリサイクルですが、その代表的なものとしてプラスチックが挙げられます。リサイクルの目的となるのは、資源を循環的に利用することで環境の負担を極力へらすことです。目的を果たすために、まずはプラスチックのリサイクルに関して理解を深めましょう。そこで今回は、プラスチックのリサイクルによるメリットや3パターンの方法についてご紹介します。

リサイクル可能なプラスチックの種類

プラスチックはリサイクル可能な素材ですが、何でもリサイクルができるように思えるものの実際はそうではありません。具体的には以下の2つのいずれかに該当するプラスチックがリサイクルの対象となります。

PETマークが付いているプラスチック

ドリンク用あるいは調味料などで使用されているプラスチックに対してついているのがPETマークです。ボトル部分だけでなくキャップに関してもリサイクルの対象となります。内部に液体が付着しているケースがほとんどですので、リサイクルに出す際にはしっかりと洗った状態にしましょう。PETマークは本体の側面などに必ず記載されているため、あらかじめ確認することが可能です。

プラマークがついているプラスチック

飲料あるいは調味料以外で使用されているペットボトルに対してついているのがプラマークです。具体的には、ドレッシングのように食用油脂を含むものやソースなどの香辛料を含んでいるもの、シャンプーのように食用ではない用途のものが該当します。

どちらもリサイクルが可能であるにも関わらずマークがわかれているのは、分別収集のためです。リサイクルの視点ではどちらも違いはありません。

プラスチックをリサイクルする3つのパターン

プラスチックをリサイクルするといっても、手段はさまざまです。具体的には以下の3つのいずれかの方法でリサイクルされています。

マテリアルリサイクル

一般的に多くの方がイメージするのがマテリアルリサイクルです。回収したプラスチックをそのままプラスチックとして新しい製品に再利用するという方法になります。主に産業用廃プラスチックが対象です。コンテナやベンチ、遊具など多くのプラスチック製品へ再利用されています。製品として再利用することになるため、不純物を徹底して取り除かなければなりません。このリサイクルで誕生した製品は耐久性に優れており、施工も簡単で軽いため汎用性の高さも特徴です。ペットボトルキャップに関しては、クリアファイルやボールペンなどに生まれ変わっています。

ケミカルリサイクル

回収したプラスチックを化学反応によって組成変換をした上でリサイクルするというのがマテリアルリサイクルです。油やガスなどに変化させるだけでなく、防草シートや下敷きなどに再生するなどのいくつもの技術が用いられています。不純物を取り除いた上で洗浄や粉砕し、溶融により粒状になったものを原料として新しい製品へ変化させています。

サーマルリサイクル

プラスチックを焼却する際に発生する熱エネルギーを利用するリサイクルをサーマルリサイクルといいます。回収した状態のまま焼却してしまうため、不純物を取り除く必要がありません。分別や不純物の除去が難しいケースに関しても対象となるため、マテリアルリサイクルあるいはケミカルリサイクルができない場合でも最終的にサーマルリサイクルでプラスチックを再利用することが可能です。

プラスチックをリサイクルするメリット

プラスチックをリサイクルすることによるメリットは、単にプラスチックが無駄にならないというだけではありません。具体的には以下の3つのメリットが挙げられます。

ゴミの削減につながる

リサイクルをすることでゴミの削減に繋がります。プラスチックは日常生活において身近に存在している素材ですので、そのままゴミとして処分すると膨大な量になってしまいます。ゴミをまとめるために埋立地が必要になりますし、焼却のための費用やエネルギーも必要です。ゴミが削減されることで、処分に必要なものすべての削減にも繋がります。

温室効果ガスの排出量の抑制につながる

プラスチックを焼却すると温室効果ガスが発生します。地球温暖化を加速させてしまう問題のため、いかに温室効果ガスの発生を防ぐかが現代の課題です。リサイクルにより焼却するプラスチックが減るため、温室効果ガスの発生量を大幅に抑える効果に期待ができます。

天然資源の節約につながる

プラスチックの原料は石油ですが、石油は有限の天然資源です。使い続けてしまうといずれは枯渇してしまうため、使用量を減らすための手段としてリサイクルは非常に有効となります。

まとめ

プラスチックの中でも、プラマークあるいはPETマークが付いたプラスチック製品がリサイクルの対象となります。マテリアルリサイクルを含む3つの方法によってリサイクルが可能です。ゴミの量を減らしたり、資源の節約にもつながったりするため積極的に取り組みましょう。

「株式会社スソノ・エコサービス」は、古紙などの回収を行っております。循環型リサイクルの取り組みを推進しており、企業や一般家庭などから出る資源を再生品への加工を行います。プラスチックのリサイクルのために、回収はぜひお任せください。また不用品回収で出た中古商品の販売も行っておりますので、サイトをご確認くださいませ。

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